ミュラー・リヤーの錯視 描き方

図形・オブジェクト

【Excelで図形描画】視覚のトリック!「ミュラー・リヤーの錯視」の簡単な描き方ガイド

今回ご紹介するのは、視覚の興味深いトリックであるミュラー・リヤーの錯視(ミラーリアの作)と呼ばれる有名な錯覚図形です。

錯視とは?ミュラー・リヤーの錯視の基本

この図形の特徴は、上下にある2本の線が実は同じ長さであるにもかかわらず、矢印の向きによって上側の線が長く見えてしまうという点にあります。

実際に矢印部分を取り除いてみると、上下の線が同じ長さであることが確認できます。この興味深い錯覚図形を、Excelの図形描画機能を使って作成する手順をご紹介します。

ステップ1:基本となる「線」を作成する

錯覚の元となるメインの直線を2本作成します。

  • **直線の挿入**: Excelの「導入」タブから「図形」を選択し、「直線」を描画します。
  • **サイズの調整**: 描画した線を右クリックし、「サイズ」設定を行います。
  • **傾きの設定**: 図形が傾かないよう、「傾き」は**0に設定**します(0.1などに設定すると線が下がってしまうため)。
  • **幅の設定**: 線の**「幅」**を「5」と入力します(5cmの線が完成)。
  • **線の書式設定**: 塗りつぶしの設定で色を**黒**にし、線の太さ(ポイント)は**2ポイント**に設定します。

ステップ2:上下の線を配置し、正確に揃える

作成した5cmの直線を正確に配置し、中央で揃えます。

  • **線の複製**: 作成した直線を**Ctrl + D**でコピー(複写)します。
  • **位置調整**: コピーした線を少し下にずらします。
  • **中央揃え**: 上下の図形を両方とも選択した状態で、「図形の書式」にある「配置」から**「左右中央揃え」**を実行します。これにより、上下の線が完全に同じ幅で整列します。

ステップ3:錯覚を生み出す「ひれ」を作成する

線に錯覚を生じさせるための「ひれ」の部分(矢印の羽)を作成します。

  1. **ひれの描画**: 再度「図形」から直線を作成し、適当な長さにします。
  2. **サイズの調整**: 図形上の**黄色い点**を左クリックしたまま右へずらして調整します。サイズは**1**に設定します。
  3. **書式設定**: 色を黒にし、太さ(ポイント)を**2ポイント**に設定します。
  4. **回転(上向き)**: このひれを回転させます。上方向の矢印にするため、回転角度を**45°**に設定します。

ステップ4:ひれを複製・角度調整して配置する

45°のひれを複製し、残りの部分を作成し、メインの線に配置します。

  • **反対側のひれの作成**: 45°のひれを**Ctrl + D**で複製します。
  • **角度の計算**: 反対側の角度は、45°に180°を足した**225°**に設定します。
  • **配置**:
    • 作成した45°と225°のひれを、まず上側の線の両端にそれぞれ配置します。
    • さらにこれらを**Ctrl + D**で複製し、下側の線の両端にも配置します。

完成:錯覚を確認する

最後に、Excelの「表示」タブから**「メモリ線」の表示をなし**に切り替えます。

これで、矢印によって線が長く見える、ミュラー・リヤーの錯視図形が完成です。ぜひ、視覚が長さに騙される様子を確認してみてください。

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