リース車両の管理において、経過年数や満了日を直感的に把握することは、業務の効率化に非常に重要です。今回は、基準日に合わせて満了日を「見える化」し、視認性を向上させた管理表の作り方を紹介します。
この表では、基準日(今日の日付など)を元に、車両登録日からの経過年数を計算し、さらに年度ごとの満了日をタイムライン形式で表示します。
1. 西暦の下2桁をヘッダーに表示する
まず、管理表の右側にタイムラインの軸となる西暦の下2桁を表示させます。これにより、いつ満了日を迎えるのかが分かりやすくなります。
最初の年の設定
基準日の西暦の下2桁を取得し、数値として認識させるために以下の数式を入力します。
=(RIGHT(YEAR(基準日のセル), 2)) * 1
※*1を掛けることで、文字列から数値に変換するのがポイントです。
翌年以降の設定
隣のセルには、前のセルに「+1」する数式を入力し、横にコピーします。
=前のセルの参照 + 1
2. 経過年数を「〇年目」と表示する
登録日から基準日時点で何年経過しているかを算出します。実務に合わせ、現在の年を含めた「〇年目」という表記にします。
DATEDIF関数を使った計算
=DATEDIF(登録日のセル, 基準日のセル, "y") + 1 & "年目"
- DATEDIF: 期間内の満年数を計算します。
- +1: 登録した年を1年目とするために加算します。
- & “年目”: 単位を付けて表示します。
3. 満了日をタイムラインに自動表示する
該当する西暦の列に、満了日の「月日」が表示されるように設定します。ここにはIF関数を使用します。
満了日判定の数式
「満了日の西暦下2桁」が「ヘッダーの数値」と一致する場合に、その日付を返す数式を作成します。
=IF(RIGHT(YEAR(満了日のセル), 2) * 1 = ヘッダーのセル, 満了日のセル, "")
※セルをコピーする際は、複合参照(F4キーで$マークを調整)を使い、行や列の固定を行うことがコツです。
書式設定での仕上げ
数式を入力しただけではシリアル値が表示されるため、セルの書式設定を変更します。
- 対象のセルを右クリックし「セルの書式設定」を選択。
- 「日付」の中から「月/日」形式(例:5/1)を選択します。
まとめ
この設定を行うことで、車両ごとに「いつ、どのタイミングで満了を迎えるのか」がカレンダーのように視覚的に整理されます。日付を基準日に基づいて動的に管理することで、更新手続きや入れ替えの計画が立てやすくなるでしょう。
ワンポイントアドバイス:
基準日を変更すると、それに応じて経過年数やタイムラインの表示も自動で更新されるため、常に最新の状態を把握することが可能です。
基準日を変更すると、それに応じて経過年数やタイムラインの表示も自動で更新されるため、常に最新の状態を把握することが可能です。


